2016年05月27日

夜行列車に乗って(テヘラン/イラン)


イラン2日目は、夜行列車でイラン南部の街シーラーズへ一気に大移動の予定です。

夜行列車のチケットは、日本にいる時に、日本にあるイラン旅行の代理店ペルシアツアーさんにお願いして事前に手配しておきました。

4/29(金)テヘラン発シーラーズ行きのNour(ヌール)526号。

テヘラン19時50分発、シーラーズには翌朝10時頃に到着。

運賃は片道6,200円でした。

ホテルに預けたバックパックを17時頃に受け取り、ホテルのシャワールームを拝借して体を拭き、タクシーでテヘラン鉄道駅へ。

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駅にもお馴染み、ホメイニ師とハメネイ師の肖像画が。

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偶像崇拝を禁止しないシーア派国ならではの光景です。

駅近くの商店で、夕食用としてグレープフルーツジュース1リットル、バナナ2本、オレンジ1つ、りんご1つを買って、出発の時間を待ちます。

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↓駅の電光掲示板もペルシャ語表記。全く読めない!
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出発時間近くになり、改札へ。

プリントアウトしたeチケットを駅員の女性に見せると、「あちらのツーリストポリスにチケットを持って行ってください」とのこと。

不安がよぎりつつもツーリストポリスの窓口に行くと、パスポートとビザをチェックされ、eチケットに何やらサインをしてくれました。

そのチケットを持って再び改札に行き、チケットとパスポートを提示するとすんなり入場OK。

保安のための外国人チェックだったようです。

改札を抜けると待合室があって、列車の出発時刻に合わせて、行き先別に乗客をホームへ通す仕組みになっていました。

再び電光掲示板を確認しつつ、ペルシャ語は全く読めないので、なんとか読めるペルシャ語数字で出発時間と照らし合わせながら、シーラーズ行きの搭乗時間を待ちます。

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「19:50」の数字の搭乗コールがされたようなので、ホーム入り口へ。

ホームのデザインは、細い鉄骨が露出された無機質なものでしたが、なんだかその無骨さと規則正しさがイランっぽくてイイなぁ、なんて思いました。

出発ホームを示す電光掲示板の色も、濃いオレンジで、女性が身につける黒いチャードルとのコントラストがなんとも素敵です。

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乗客を観察してみると、ほとんどがイラン人のようで、外国人旅行者と思われる人はほとんど見かけませんでした。

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観光地に向う列車なのに珍しいなぁ、なんて思いましたが、テヘランからシーラーズへは飛行機で1時間ほど、しかも1万円くらいで行けるので、15時間もかけて移動する物好きな旅行者はほとんどいないのかもしれません。

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↓駅のホームにも、メッカの方向を指し示すパネルが。
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何はともあれ、シーラーズへの15時間の列車旅の始まりです。

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2016年05月28日

一期一会の夜行列車(テヘラン/イラン)


列車に乗り込んで、出発を待ちます。

↓列車の通路(ペルシャだけに絨毯がひかれてる!)
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↓座席はとってもゆったり
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↓このハシゴでベッドの上段へ
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↓鏡も完備
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↓なんとテレビまで完備
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↓車両は中国製
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同部屋は、どうやらイラン人のファミリーの様子。

さすがに一夜を共にするので、女性とは同じ部屋にならないだろうな、なんて思っていたので意外です。

なんて思っていたら、何やら女性からペルシャ語で話しかけられました。

「さーせん、ペルシャ語さっぱりっす」てきなリアクションをしていたら、その女性は英語が話せる別の女性を連れてきました。

「旅行会社のミスで席割りを間違えたみたいなの。別の席を割り当てるから許していただけますか?」とのこと。

きっと、同部屋の家族と入れ替わるんだろうな、と思い快諾しました。

が、なにやらその女性と車掌が揉めている様子。

うーん何があったのかなぁ…

恐らくその女性は旅行代理店の社員で、その代理店が手配した別の席と交換しようとするも、上手くいっていない様子。

その女性と一緒に列車内をウロウロした後で、結局、もともとの席が割り当てられました。

何やったんやろ…

出発すると、同じ部屋の老人が、「このお菓子はタダで食べていいやつじゃ。あんたも食べなされ」的な雰囲気でペルシャ語で話しかけてきました。

↓乗客にはジュースと甘いお菓子がサービスされる
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コチラもペルシャ語は話せないので、なんとか通じる僅かな英語でギリギリの会話。

私が日本人であること、シーラーズに向かっていること、一人旅であること、などを伝達。

しばらくするとおじいちゃん、疲れてしまったらしく「ベッドを出してくれなされ。もうワシは寝るけん。」的なことを言い出したので、仕方なく2段ベッドの上段に移動し読書。

21時頃、ベッド下段のファミリーは夕食タイムの様子。

何やら話しかけられたので下を覗いてみると「これ食べなさい」と、パンとハンバーグとカツレツとパック入り牛乳を渡してくれました。

優しいなぁイラン人。

またしばらくして再び声をかけられて下を覗くと、今度は、カットメロンと、杏子のような、梅のような、小さなリンゴのような果物を差し出しています。

「ヘイリー・マムヌーン」とお礼をして一掴みずついただくと、「もっと取りなさい」と更に果物が入ったタッパーを差し出してきます。

もう一掴みしても、「もっともっと取りなさい」。

もう一掴みしたら、満足そうに大きく頷いて、タッパーを引き下げました。

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さらにもう少しすると、今度はチョコレートとベリー。

こちらも同じく3掴み分取るまで許してくれず、かくして私のベッドの周りには、たちまち多くの食べ物に囲まれたのでした。

本当に美味しかったな、この夕食。

こーいう人との触れ合いが、列車旅の醍醐味。

飛行機旅じゃ、なかなか味わえない楽しみです。


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2016年05月29日

15時間を経てシーラーズに到着(シーラーズ/イラン)


途中、かなり列車が揺れたので夜中に何度か起こされましたが、それでも前の日の日中、テヘランの街をかなり歩き回ったので、それなりにしっかりと眠れました。

イラン人ファミリーは、まだお眠りのご様子。

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目をさますと、列車の窓から乾いた大地からの日の出を眺めることができました。

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「あぁ、旅に来たんだなぁ」って実感する瞬間です。

羊飼いと羊の群れの風景も、中央アジアっぽくて旅情を駆り立ててくれます。

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8時頃になると、ブランケットを回収され、朝食のバナナジュースとチョコレートケーキが配られました。

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甘いなぁ、イランの朝食。

↓乾いた大地をゆっくりと進む列車
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イラン人のおじいちゃんは、「神様にお祈りしてから食べなさい」的なことをいうも、娘さんに「この人は、旅行者だから神様にお祈りなんてしなくてイイのよ」なんて諭されたりして。 (全てペルシャ語での会話なので、多分に知っている単語を拾って聞いた結果の予測ですがw)

おじいちゃんは、事あるごとに豪快に笑いつつ「ジャポン・グー!ジャポン・グー!イラン・グー!イラン・グー!」と繰り返してました。

そんなこんなで、列車はシーラーズに到着。

同部屋のイラン人ファミリーからは、恐らく余ったのであろうパック入り牛乳を2パックを追加でもらい、お別れを告げて下車。

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到着したシーラーズは快晴!

空気も乾燥していて、涼しくて爽やかな気候です。

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先頭車両を撮影していたら、中で運転手さんがピースサインしてました。

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シーラーズ駅はテヘランから離れていますが、随分と立派な建物でした。

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首都テヘランを離れ、いよいよディープ・イランに突入といった感じです。

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イラン入国直後は、イラン人のチャードル姿がなんだか不気味に思えたのですが、この頃になると、「結局、チャードルの中は僕と同じ人間なんだなぁ」と慣れてしまっていました。

子供の服装は、日本人の子供と同じだし。


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2016年05月31日

イランで一人旅する人は少ないらしい(シーラーズ/イラン)


シーラーズの鉄道駅は、中心街から10kmも離れています。

ってことで、タクシーで街まで移動。

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少し英語が話せる運転手さんが、「シーラーズは、イランの中でも車の運転が荒いので有名なんだ。外国人がこの街で運転するのは先ず無理ですぜ、旦那」と話してました。

で、向かったのはテヘランからネットで問い合わせておいた「Niaysh Boutique Hotel」。

メールでの問い合わせでは「シングルは空いてない」ってことだったので、シーラーズ滞在中はドミトリーで2泊となりました。

イランでは、一人旅をする人は多くないそうで、どのホテルもドミトリーのベッド数は多くありません。

男女別のドミトリールームを完備しているホテルも見かけませんでした。

このホテルのドミトリーは5ベッド。値段は10ドルでした。

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このホテルの部屋は、それぞれに「アリストテレス」とか「ドフトエフスキー」などの文化的偉人の名前が付いていて、ドミトリーには「ボードレール」の名が付いていました。

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イランのホテルによくある中庭が開放されている構造のこのホテル、中庭には中央アジアでよく見られる小上がり席のようになっていて、とっても雰囲気が良かったです。

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英語もよく通じるし、設備も清潔だし、ペルセポリスやバサルガダエへのツアーなんかも安価で提供していて、オススメできるホテルです。


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2016年06月01日

イランの食事は太る予感(シーラーズ/イラン)


ホステルでシャワーを浴びて、シーラーズ観光に繰り出します。

シーラーズは、イラン南西部の都市。

1750年に興ったザンド朝の首都であり、アケメネス朝ペルシア帝国の都ペルセポリスへの観光拠点となる街です。

人口は120万人。街の規模感はさいたま市とか広島市くらいのようです。

イランでは、テヘラン、マシュハド、エスファハーン、タブリーズに続く5番目の人口を誇る都市です。

日本で言うと、京都みたいなポジションの街かもしれません。

テヘランから随分と離れた場所にあるので、ウズベキスタンのヒヴァのような田舎町を想像していましたが、街は思ったよりも都会の様子。

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車がビュンビュンと行き交い、街には人が溢れています。

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街の真ん中には、どーんとキャリーム・ハーン城塞が。

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そして、この街の観光のハイライトは、何と言っても「バラのモスク」の異名を持つ「Nasir al-Mulk Mosque」。

ステンドグラスで有名な美しいモスクです。

もっとも「Nasir al-Mulk Mosque」は朝日がステンドグラスに差し込む朝に見た方が良いってことで後回し。

初日は、街を把握するために散歩がてらクルアーン門へ。

シーラーズの街の北東の街の入り口にある門で、「地球の歩き方」によると、「門の横には、街を見下ろすことができる洞窟レストランがある」ってなことで、行ってみることにしました。

炎天下のなか、テクテクと歩くこと30分。

↓川も干上がっています。
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↓満載。
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門に到着。

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なんか、普通の門です。

横には確かにレストランが。

入って昼食です。

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↓別に天井が崩れているわけではなく、「洞窟レストラン」ってコンセプト。
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店員に尋ねてみると、英語メニューは存在しないってことで、写真で注文。

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鶏肉とご飯とコーラ。

これ、普通に美味かったです。

でも、ご飯の量が多い。

しかも、これにナンが付いてきます。

炭水化物on炭水化物。

いわゆる「ライスはサラダ」っていう、日本人にはとうてい考えられない外国人特有の理論が、この国でも存在する様子です。

イランでまともに食ってたら、かなり太ってしまいそうです。

要注意です。


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