2016年03月09日

世界遺産「アルコバサ修道院」へ(アルコバサ/ポルトガル)


ナザレ2日目。

この日は、ナザレの街からほど近い世界遺産「アルコバサ修道院」へ向かいました。

ナザレからアルコバサ修道院のある街「アルコバサ」へはバスで20分ほど。

運賃は2.2ユーロ(280円くらい)でした。

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※ナザレ、アルコバサのバス時間は、以下のサイトからチェックできます。
http://www.rodotejo.pt/

「carreiras interurbanas」ってところをクリックして、「Nazaré」と「Alcobaça」を指定すると時刻表が表示されます。バスは1時間に1本程度なので要注意!
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アルコバサ修道院は、1153年に建築が始められ、1222年に完成した修道院です。

↓アルコバサ修道院
PC291206.jpg

正面ファサードは堂々たるバロック様式。

PC291208.jpg

ファサードを潜って中に入ると聖堂があり、こちらはゴシック様式です。

↓荘厳な雰囲気の聖堂
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↓入場料は6ユーロ
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非常に簡素な作りですが、これは清貧をモットーにし、彫刻や美術による教示を禁じた、フランスのシトー会の影響を強く受けたものだそうです。

この修道院には、ペドロ1世という王様の棺があります。

↓ペドロ1世の棺
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祭壇を隔ててペドロの棺と向かい合ってあるのが、イネスという女性の棺。

↓イネスの棺
PC291287.jpg

なんでも、ペドロ1世には不倫による悲恋の物語があるようです。

↓ペドロ1世
pedro1.jpg

ペドロ1世と結婚した王妃には、侍女として使えた一人の女性がいました。

ペドロ1世は、正妻ではなく、その美しさから「しらさぎの首」とお謳われた、この侍女に夢中になり不倫関係となります。

その女官こそがイネスです。

↓「しらさぎの首」aka イネス
ines.jpg
(髪型w)

この不倫関係に起こったペドロの父アフォンソ王は、家臣3人に命じてイネスを捕らえ殺害してしまいます。

↓父アフォンソ王こと「アフォンソ4世」
AfonsoIV.jpg

あゝ可哀想なイネス。

↓アフォンソ4世に助命を乞うイネス
inesandAlphonseIV.jpg

これに激怒した王子ペドロは、父に対して反乱を起こします。

母后のとりなしで父と子は和解しますが、イネスを手にかけた3人の刺客を許せなかったペドロは、この3人を追い詰め、2人を処刑、1人を自殺に追い込みました。

ちなみに正妻の王女コンスタンサは、王子フェルナンドを出産し早世したようです。

そしてペドロ自身は、その後、結婚せずに独身を通したのだとか。

イネスの棺が、ペドロの正面にあるのは、「「最後の審判の後、生き返った時に起き上がると、すぐ互いの顔が見られるように」というペドロ王の願いから」だそうです。

イネスの棺は、キリストの誕生から再来までのレリーフで飾られていました。

PC291290.jpg

PC291291.jpg

続きはまた明日。


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posted by えちご at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ポルトガル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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