2016年08月15日

ペルシャ建築がスゴイ!「王のモスク」(エスファハーン/イラン)


エスファハーン観光は、憧れのイマーム・モスクから始めました。

イマーム広場の南側中央に位置するイマーム・モスク。

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マスジデ・ジャー(王のモスク)とも呼ばれるこのモスク、何しろ巨大で、そして息を呑むほどの美しさです。

イマーム広場に、大きな口を開けるようにしてイワーン(門)がそびえ立っています。

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緻密な模様と、鮮やかな色彩に吸い込まれてしまうような錯覚を覚えます。

もう、このイワーンを眺めているだけで30分は楽しめます。

↓マスジデ・ジャーの入り口のゲート。
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イワーンをくぐって中に入ると、中庭に通じる通路が45度の方向に曲がって設置されています。

↓中庭に通じる通路
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↓通路の屋根にも美しい装飾が
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これは、イワーンが広場に面して建っているのに対し、モスクは礼拝所のキブラが聖地メッカの方に向かって建てられているための工夫です。

そんなわけで、45度の通路を抜けると、巨大なモスクが視界に広がる粋な演出となっているのです。

↓通路を抜けると巨大なモスクが視界に広がる
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ペルシャのモスクの一つの特徴は、タイル・モザイクです。

↓マスジデ・ジャーの礼拝堂のタイル・モザイク
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多色の釉薬によって美しく彩られたタイルを壁に張り合わせることで、豪華絢爛な美しいモスクを造り上げたという訳です。

↓マスジデ・ジャーの礼拝堂のドーム天井のモザイク細工
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↓マドラサのドーム天井にも美しいモザイク細工
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↓マドラサの壁のモザイク細工
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しかも、このマスジデ・ジャーは何しろ巨大なため、20〜30cmの大きなタイルが基本的に、150万枚ものタイルが用いられているそうです。

↓マスジデ・ジャーの入り口の広場。巨大なタイルモザイクに圧巻。
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中庭をイワーンで囲む建築様式は、おおよそ同時代に造られたウズベキスタンのサマルカンドにあるレギスタン広場のモスクと似た造りですが、レギスタン広場のモスクが3方向をイワーンに囲まれているのに比べ、こちらマスジデ・ジャーは4方向をイワーンに囲まれています。

↓中庭を囲むようにイワーンが配置されている
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中庭の中心には噴水が配置され(もっとも今は水が張られてはいませんが)、4方向を美しいイワーンに囲まれ、エメラルドグリーンのドームに囲まれたこの空間は、コーラン(イスラム教の聖書)に描かれる「楽園」を象徴したものと言われているそうです。

同じイスラム圏のモスクでも、やはりアラブ諸国やトルコのモスクと比べて、ペルシャ文化圏のモスクは独特の美しさがあると感じます。

↓多柱式のマドラサも美しい
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↓あざモザイクタイルとチャードルを身につけた女性のコントラストが
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このモスクを観るだけでも、イランを訪れる価値は充分にある!と思うのでした。


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posted by えちご at 17:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月16日

イランで最初の高層建築「アーリー・ガープー宮殿」(エスファハーン/イラン)


エマーム広場に面して建っているアーリー・ガープー宮殿。

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「イランで最初の高層建築」なんて呼ばれているそうで、7階建てで造られています。

壁にはホメイニ師、ハメネイ師の両最高指導者の肖像画が。

↓ホメイニ師
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↓ハメネイ師
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この7階建ての建物が建てられたのが、サファヴィー朝のアッバース2世の時代ということなので1600年代だと思われます。

日本で1600年代といえば江戸時代初期。

名古屋城なんかが造られていたわけですが、こちらは5階建てなので、アーリー・ガープー宮殿の方が「高層」ということになるかもしれません。

もっとも名古屋城は、18階建てのビルの高さに相当するそうなので、建物の高さは名古屋城の方が圧倒的に高いようですが。

この建物の役割は、王宮への「大門」であり、広場に面した「観閲場」であり、王室の「迎賓館」だったそうです。

↓人気の観光スポットだけあって、入り口も混雑
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このアーリー・ガープー宮殿、何しろ「高層建築」ってことで、バルコニーからの眺めがとても良いです。

眼下にエマーム広場、正面にマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー、右奥にマスジェデ・エマームを眺めることができます。

↓エマーム広場
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↓マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー
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↓マスジェデ・エマーム
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当時の王様は、このバルコニーから、エマーム広場で行われるポロを観覧したのだとか。

絶好の写真撮影スポットとあって、チャードルを着たイラン人もセルフィーや記念撮影に余念がありません。

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このアーリー・ガープー宮殿の見所は、最上階にある音楽堂「陶磁器の間」。

天井に装飾された穴は、音の反響を防ぐために施されたものだそうです。

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写真撮影スポットとして、ぜひ訪れたい場所です。


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posted by えちご at 11:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月28日

優美!王族専用のモスク(エスファハーン/イラン)


イマーム広場に、一際目を引く美しいドームがあります。

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シェイク・ロトフォラー・モスクです。

その優美な姿から「女性のモスク」の異名をもつそうです。

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建てられたのは、17世紀初頭。

1601年から17年もかけて建てられたのだとか。

日本は、関ヶ原の戦いの直後くらいの時代ですね。

このモスク、王族専用のモスクとして造られたのだそうです。

王族専用で、礼拝時間を告げるアザーンを人々に唱えることが不要だったためか、このモスクにはミナレット(尖塔)がありません。これは、モスクの建築構造としてはとっても珍しいことです。

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これまで、イスラム圏の多くの国を訪れ、数々のモスクを観てきた私ですが、ミナレットがないモスクを観たのは恐らく初めて。

なんだか、異様な佇まいに感じてしまいます。


このモスクのもうひとつの特徴は地下道。

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これは、王族が使う地下道です。

↓地下道から礼拝室への階段
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↓地上階の礼拝室に続く通路
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このモスクで祈りを捧げる王族は、広場の向かいにある宮殿からこのモスクまで、市民に顔を見せることなく、この地下道を使って移動したのだそうです。

↓地下には女性専用の礼拝室も。
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そして、このモスクの最大の見所は、そのドーム天井の模様。

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王族専用のモスクだけあって、その色使いもゴールドを基調としたゴージャスな仕上がり!

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ゴールドとブルーのコンビネーションも見事です。

イランで観たどのドーム天井の模様より美しかったです。




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posted by えちご at 14:01 | Comment(1) | TrackBack(0) | イラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする