ブハラ観光の仕上げはマドラサ(神学校)巡り。
まずはウルグ・ベク・マドラサへ。

お馴染みティムールの孫で天文学者としても高名なウルグ・ベクが1418年に建てたマドラサです。
なんでも中央アジアで現存する最古のマドラサなのだとか。
入り口のアーチには、
「向学心こそ、ムスリムになくてはならぬもの」
「信仰する人には、いつでも神の祝福の扉が開かれている」
と刻まれているんだそうです(読めないけど)。
マドラサの中には小さなカリグラフィー(お習字)の博物館がありました。
↓アラビア文字が書かれたお皿がステキ

ウルグ・ベク・マドラサの正面にあるのが、アブドゥールアジス・ハーン・マドラサ。

このマドラサはイワーンの装飾がとっても綺麗です。


ドーム屋根部分には特徴的な赤茶色の装飾が。

建物の中はお土産屋さんでした。

ウルグ・ベク・マドラサとアブドゥールアジス・ハーン・マドラサは、道路を挟んで向かい合って建っていました。

↓マドラサの前で泥だんご遊びをする少年

そして、ナディール・ディヴァンベギ・マドラサ。

ラビ・ハウズのすぐ脇にあります。
タイルが青々としていて綺麗ですが、恐らく最近修復したものでしょう。
もともとは1622年に建設されたものだそうです。
このマドラサは、入り口のアーチに描かれた二羽の鳳凰と、顔のある太陽の絵が特徴。

こちらはサマルカンドのシェルドル・マドラサ同様、偶像崇拝を禁じているイスラム教の教えに反した装飾です。
当初はキャラバンサライ(隊商宿)として造られたそうですが、現場を見た王様がマドラサ(神学校)と思い込んでその美しさを賞賛したことから、「これ、キャラバンサライなんすけど」と言い出せずにマドラサ(神学校)になったのだとか。
だからイスラム教の教えに反した装飾がされてるんだ、って理屈なんですが、よく解らないですね。。。
イスタンブールのブルーモスクのミナレットが6本あるのも、建築家が王様の命令を聞き間違えて6本にしちゃった、みたいな言い伝えがありますが、なんかイスラム圏の人たちの言い伝えって、ユーモアがあって面白いですよね。
ナディール・ディヴァンベギ・マドラサの前で休憩する老婦人。

青のコーディネートがかなり素敵でした。
ブハラにある3つのマドラサを巡りましたが、帰国した今となってはもはや写真だけでは見分けがつかなくなっちゃいました。。。
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